ビーエムちゃんにさよなら・母のこと

結婚した年、1997年に買った愛車のBMちゃんと先日お別れをしました。
自転車に飛び込まれたり、去年は住宅展示場の外構に突っ込んだり、最後はオンボロだったけれど10年間一緒だったのでずっと手放すことができず、車検が切れてからも暫く我が家の車庫にいたBMちゃん。
やっと決心がついて某ディーラーに勤める叔父に処分を頼みました。


車の掃除をしていたら10年間空けていなかった救急セットを発見。記念に取っておこうかなぁ。。

まだ走れるのに廃車になってしまうなんて悲しいなぁ。でもBMWはかなりの部分がリサイクルできるみたい。この車はなくなっても部品が新しいBMWの一部として生き続けるなら、それはそれでいいかもしれないね。
その話を子どもたちにしたところ・・
「体が無くなっちゃってもビーエムちゃんの心臓は生き続けるんだよね、おかあさん」って。
うん、お母さんもそう思うよ。

さて、ビーエムちゃんを手放した理由のもうひとつは、4月末に我が家に新しい車がやってきたためでした。
新しいといっても4年以上乗った車です。そしてその持ち主は5月に亡くなった母でした。
「もう私はこの車を運転することはないだろうから、あななたちがもらって」と。
亡くなったのは夫の母です。私にとっては実母も義母も同じなので特にここで書くこともしなかったのですが,このブログを見た友人や知人を驚かせてしまったことが何度かあったので、書いてみることにしました。
去年の今頃、ヒルトン小田原に旅行に行きました。父・母・夫と夫の兄の家族4人だけの旅行です。
ドライブをして美味しいものを食べて、4人同じ部屋に泊まって、家族水入らずの旅行は25年振りくらいだと母がうれしそうに話していました。
そんな話をすると父はいつも涙声になってしまいます。
夫に似て（というか夫が似て）とてもマメな父ですが、大切にしたいなと思います。