再検査：腹部CTと胃カメラ

乳がんの再検査で異常なしと分かってホッとしたのも束の間、次は胃がんの再検査です。
再検査は胃カメラのみだけど、実は以前から胃ではなくて左腹部に度々痛みを感じていて、自分としては卵巣がんか大腸がんを心配していたのです
卵巣はちょっと前に個人の産婦人科で診てもらって異常なしなので、あとの心配は大腸がん。それを問診のときに先生に訴えたら、胃カメラのほかに腹部のCTも撮ってみましょう・・・ということになりました。
検査は午前中でCTと胃カメラのダブルヘッダー。で、午後からは出勤です
まずは、CTスキャン。経験者の妹に聞いたら
‘造影剤が体に入るときにカァ～～～っと熱くなってそれが気持ち悪いよ’って聞いていたのでそれなりに覚悟していた私。
実際は確かに熱感はあったけど、これってアルコールを飲んだときに体が熱くなる感じにとっても似てる！つまり普段から慣れ親しんだ感覚だったので、違和感は全然なかったです　CT撮影も痛みも何にもないのでこの検査は楽々クリアーでした！
次はいよいよ胃カメラです。
今はとっても便利な世の中で、胃カメラを飲んだ方の体験談やら辛くない胃カメラの飲み方やら、様々な情報が事前に分かるんですよね。
そんな情報によると今は胃カメラも色々なスタイルがあって麻酔をしてほとんど苦痛を感じないまま検査が終わったり、口から飲むより苦痛が少ない鼻から入れる胃カメラがあったり。
私もそんな苦痛の少ない検査方法が良かったけど、あいにくガン専門のその大病院は鼻カメラでも鎮痛剤を使うでもなく、ただ喉に麻酔のスプレーをシューっとかけただけ。それで検査スタートです
以下、ちょっとグロいかも。苦手な方は読み飛ばしてくださいね。
マウスピースを咥えると、先生の‘始めますね’の声とともに、カメラが入ってきました。
‘は～い、ここが一番苦しいところですから頑張って’と喉をカメラが通る時に先生が声をかけてくれたけど、私は全然苦しくなかったのです。
しかし‘なんだ～、楽勝じゃん！’と思ったすぐ後に、激しい嘔吐感が・・・
2回ほどMAXで辛い嘔吐感をやりすごした後は少し楽になりました。でも喉の異物感はすごいんです。
けど、私のすぐ後ろに看護師さんが寄り添ってくれて
‘はい、呼吸を楽にして、吸ってー、吐いてー、フゥー、フゥー’と背中をさすってくれました。
うん？この感覚って・・・そうだ、あの時と同じだ！
そう、経験者の方はお分かりになりますよねぇ
出産の時ととても似ていたのです！でも、今よりも出産の時のほうがずっとずっと辛かった!!
あの時のことを思えば、平っちゃらだわ
そう思ったら不思議と落ち着いてきて、自分の胃の中を映し出すモニターを冷静に見ることが出来るようになりました。
初めて見た自分の胃はピンク色。自分で言うのもなんだけど、とってもきれいな色をしていました
そして先生が
‘見てください、これがポリープですよ。これもそうです、あっ、そこにも’
え～！こんなにポリープがたくさんあるの？大丈夫かなぁ・・・
でも先生によるとこのポリープは良性なので切除もしないのだとか。組織検査も必要がないそうで、ポリープの採取もしないまま胃カメラは終了となりました。
胃カメラは胃を膨らますのに空気を入れるのでその膨満感がちょっと辛かったり、胃の中をカメラがグルグルまわる様子が分かってそれが気持ち悪かったりしたけど、もっと辛いかなー？と構えていたので、思ったほど辛くなくて良かった・・・というのが感想です。
ちょっと長くなりそうなので私の疾患名とCTの検査結果はまた後に書くことにしますね。