2008ハワイDay4　‘太陽の家’ハレアカラに登る　その１

マウイ4日目は去年見送ったハレアカラ山へ。
ハレアカラはサンライズやサンセットが有名だけど、サンライズは夜中に出発しなくてはならないし、サンセットは見終わった後に外灯のない道路を走る山岳ドライブに自信がなかったので、昼のうちに登ることにしました

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ホテルを出発したのが午前9時くらい。ピイラニハイウェーをカフルイ方面に向かって走ります。快適なドライブでついついスピードを出してまいがち

マウイのランドマーク的存在の‘アレキサンダー＆ボールドウィン製糖工場’　この煙突が見えるとあと少しでカフルイです。
この先、カフルイではなくハレアカラ方面に右折をするのですが、少し寄り道をしました。

行き先はカフルイ空港近くの‘カナハビーチ’です。　こんな素敵でライフガードもいるビーチなのにほとんど人がいません。

寄り道の目的はビーチで朝ごはんを食べること。
青い空、緑の山にかかる白い雲そして青い海。質素なのにとても贅沢な朝食です

お腹も満足して、いよいよハレアカラへ。空に向かって車を走らせます　しかし３０５０メートルの頂上付近まで道路が整備されていて快適に自動車で登れてしまうなんて、日本では考えられないことですよね。

標高１０００ｍくらいでしょうか？右を見ると先ほどまでいたカフルイ方面の海が、

左を見ると西マウイの山とキヘイの街が見えました。まだ雲は私たちの頭の上にあります。

ハレアカラは国立公園になっていて、標高３０５０ｍ、周囲３４㎞のクレーターを持つ世界最大の休火山なのだそう。

ゲートで入園料の１０ドルを支払いました。このパス3日間有効なんですって。

ゲートの先には公園管理事務所とビジターセンターがあり、ここでトイレ休憩と着替えタイム。だってこの為だけに日本からわざわざウインドブレーカーや長袖Ｔシャツを持ってきたのだものね。この辺りで気温は１５度もない感じ。半袖では肌寒くなってきました。
管理事務所は標高２１３４mにあって、敏感な夫は‘空気が薄くなっているのを感じる’と言ってました。私は全然分からなかったけれど

ヒマラヤ、ハワイ島のマウナケア、そしてここハレアカラにしか自生していない高山植物のシルバーソード（銀剣草）。これだけでも珍しいのに、花が咲くのは２０年に一度くらいと言われていて、こうやって花が咲いているシルバーソードを見ることが出来るのは本当に珍しいことなんですって

管理事務所から頂上はあと１０マイル。更に空に向かって走ります。

いつの間に雲を突き抜けたのでしょうか？気が付くとすでに雲は眼下にありました。
この辺まで来ると植生は下のほうとずいぶん違ってきて背丈の低い草木が多くなります。

海抜2842mの‘カラハク展望台’　ここからクレーター内部を目にすることが出来ました

目の前には、まるで地球のものとは思えないような、荘厳でダイナミックな風景が広がっていました。
実は15年くらい前にハレアカラには登ったことがあるのですが、その時は‘寒い’という思い出しかなく、こんなクレーターを見た記憶は全然なかったのです。なので2度目のハレアカラでしたが素直に‘すごい！’と感動しました。

写真では分からないけど、山頂付近は風がとっても強かった　展望台の目の前はこんな崖になっているので、子どもが飛ばされぬよう、ギュッと手を握っていました。
さあ、頂上まであと少しです！