２０１０夏　ヒルトングアム　タシクラブの感想（ラウンジ編）

ヒルトングアム　日本公式サイト　より

タシクラブは「ホテル　イン　ホテル」というコンセプトのもと、ヒルトングアムの中でも最高峰のおもてなしを提供するタワーです。
タシクラブのラウンジサービス
◆チェックイン・チェックアウトサービス
タシクラブご宿泊のお客様だけの専用デスクにて、チェックイン・チェックアウトして頂きます。冷たいおしぼりとウェルカムドリンクもご用意。
◆タシクラブラウンジサービス
7：00-21：00
紅茶・ジュース・トロピカルドリンク（営業時間内いつでも利用可能）
◆ブレックファースト
7:00-10:30
和洋ビュッフェ：季節のサラダバーや自家製パン各種
（※リクエストにてルームサービスへ変更も可、ただし前日までのリクエストが必要となります。）
◆イブニング・カクテル
17：00-19：00
食前酒・シャンパン・ビール・ワイン・カクテル等種類豊富なお飲み物をお楽しみいただけます。
◆インターネット
24時間　無線LAN接続
◆その他
・新聞（日本共同新聞も御座います）、雑誌・日本人スタッフによる24時間サポート・「ロイズ」レストランのご夕食利用10％オフ

１階から５階までの吹き抜けのタシクラブ。静かだけどリゾートで海が見えないのがちょっと残念かも。

座席数はたくさんあるので、混雑するお盆の時期でも順番待ちが出なかったのは良かったですね。

朝食の様子。ラウンジの朝食なので品数には限りがありますが、それは仕方がないですね。ソフトドリンクの種類が少ないかも。

フルーツとヨーグルト

フルーツはたくさん出ていたような気がします。

ベーコンとソーセージ。コンチネンタルでなくて、温かいメニューがあるのはうれしいですね

ハッシュドポテトと温野菜。あれっ、サラダバーはどこだ～！？

パンケーキにフレンチトースト。

ごはんにみそ汁、納豆におつけもの。日本人を意識したラインナップですね。

卵焼きレディー

次はカクテルタイムです～
そうそう、ラウンジは無料の無線LANが使えるのですが、電波が弱いのかすぐに切れてしまいました。お部屋の有線LANもしかり。プレミアは部屋もラウンジも快適に繋がったので、これは謎でした。

ビールはアイシングされています。

ワインやシャンパンもこのようにテーブルに並んいて、カクテルはスタッフに頼めば作ってくれるのかなぁ。
次はフード類。

フルーツとチーズと野菜スティック。グアムはカリフラワーを生で食べるんですね～

その他、温かいフードは２種類。２日続けて揚げ餃子が出ていました。フード類が少ないので、補充されるとあっという間になくなります。

２日目の夜に出されたもの。その他にナッツ類も小鉢で出てきましたが、これも提供された途端になくなるほどの人気ぶりでしたねぇ。ちなみに、このナッツ類、プレミアエグゼクティブラウンジでは取り放題でしたよ～。（ってそんなに食べられるものじゃないけど、なんでタシは出し渋りをするんだろう？）

ベースメントのラウンジから日本人スタッフのいるレセプションを眺める。日本人スタッフとゲストの間には距離がある感じですね～。
さて、ここからは辛口になるかもしれませ～ん
今回はタシクラブ、プレミアエグゼクティブ、ハイアットリージェンシークラブと泊まり歩いたのですが、以前にも書いたとおり残念ながらタシクラブはあまり印象がよくありませんでした。
その理由はお部屋やラウンジのクオリティというよりも、日本人スタッフの対応がイマイチのような気がしたのですよねぇ。

まずは、挨拶。タシクラブのゲストは基本、この扉を開けてタシクラブの中に入ります（外から入る入り口も別にありますが）。

すると目の前には、このようにスタッフが座っています。普通なら外から帰ってきたゲストに向かって『お帰りなさいませ』とか『こんにちは』とか、また逆にこの扉を開けて外へ出て行くゲストには『行ってらっしゃいませ』とか声をかけるんじゃないかと思います。
でも、このお姉さん達はいつも画像のようにスタッフ同士で話しをしていたり、ＰＣに向かっていたりで、ゲストに声をかけることをしません。
実はグアムでお会いしたある方も『タシのスタアッフは冷たい』って言っていたのだけど、なるほどよく分かるわ～。
それから、滞在中いくつかお願い事をしたのですが、それも何だかな～という対応でしたねぇ。
何かを聞いても満足に答えられなかったり、調べておくといっておきながら、こちらから聞くまで調べていなかったり忘れていたり。
はたまたタシからプレミアに移動した後、タシの部屋に忘れ物をしたことに気づいてタシのスタッフへ連絡をしたのですが、調べてみます・・と言ったまま
とうとう最後まで返事はなかったり。
（ちなみに、ローカルスタッフにお願いしたこと、レストランの予約とかマラソン会場を調べてもらったりとかはちゃんとすぐに解決したし、誠意をもって対応してくれましたよ）
う～む、これは何かおかしいぞ！？と思っていたら、『ああ、だからなんだね、なるほど～』という事実が分かりました。それは、ホテルのキッズイベントに参加した時のこと。案内をしてくれた日本人スタッフから聞いて納得。
ヒルトングアムには１０名の日本人インターンがいて、専門学校を卒業したあとに１年間研修にきているんだそう。タシのスタッフも多くがインターンとの事。もちろんインターンなのでヒルトングアムの正式社員ではありません。
これを聞いた夫が『そうやって人件費を抑えているんだね』と。
いや、人件費を抑えるといっても、タシクタブは『ホテルの中のホテル』『日本人スタッフが２４時間サポート』と謳っているんだから、そのスタッフの人件費は抑えないほうがいいと思うんだけどなぁ・・というかもう少しホテルスタッフとしての教育が必要ではないかと。まっ、だからそれが現在教育中のインターンなんだろうけど。彼女達、英語はとってもお上手なんですけどねぇ
それからもうひとつ興味深い話が。
タシとプレミアエグゼクティブの運営は別になっていて、ラウンジマネージャーはそれぞれ日本人なんだそうです。タシは納得としてもプレミアは意外でした。そのマネージャーの考えというか教育でもラウンジの差が出てくるのかもしれませんね。
以上のことはあくまでも私が感じたことだし、今回はたった2泊しかしなかったので‘たまたまそういうスタッフだった’のかもしれません。だから人によってはタシはとても良いと思う方も当然いると思います。
ただ、次回もタシに泊るか？と聞かれたら、それはちょっと考えてしまうかもしれません。もちろん料金もよりますけどねぇ