ホーチミンのタクシー事情・ベトナム人の友達、Ｄｏちゃんのこと

ベトナム旅行記の続きですが、このブログには数年前の同日に書いた記事が表示される機能があって、それを見ると2年前にグアム、4年前はマウイ、そして6年前がマレーシアのことを書いているんですね。
マウイとか懐かしいなぁ・・・できるなら、また家族でマウイに行ってエディさんのスノーケルに参加したいけど、もうマイル大盤振舞いの時代は終わってしまったものね。夏休みにマイル2割引きキャンペーンで4人分のハワイ特典が取れた陸マイラーの黄金期が懐かしいなぁ。
さて、そんな感傷にひたりつつ、今日はホーチミンのタクシー事情とベトナムで偶然知り合いになったお友達、Doちゃんのことについて書いてみることにしますね。

ホーチミンへ初めて訪れる旅行者がまずびっくりするのは、ものすごいバイクの数と言うくらい、道路はバイクで溢れかえっています。公共交通機関の発達していないベトナムでは、バイクは１家に1台ならぬ、１人1台の世界なんだと思う。

これもホーチミン初心者が戸惑う道路の横断。バイクの間を縫うように道路を渡るわけですが、これはコツがつかめれば、案外簡単に渡れるようになりますねぇ

そんなホーチミンでの移動の足は、もっぱらタクシーになるのですが、このタクシーがなかなか手ごわい　私も出発前に散々びびりまくっていたタクシーです。

インターコンチネンタルの契約タクシー会社はビナサンだったこともあって、最後のパークハイアットから空港へ使ったマイリン以外はずっとビナサンばかりでした。（パークハイアットの契約会社はマイリンらしい）　マイリンは最後に1万ドンを追加で要求してきたけど、ビナサンはちょっと遠回りされたくらいで、大きなトラブルはなくて良かったです～　というか変なドライバーにたまたま当たらずラッキーだったのかしら？

特にホテルから乗る時は、ホテルのベルマンがタクシー運転手に行き先を伝えてくれるので安心。インターコンチにはビナサンのスタッフもいて、ドライバーをチェックしているようでした。

‘Keep this card for youｒ security’と言われ渡されたたタクシーカード。カードにはドライバーの名前と車両ナンバー、行き先が書かれています。
そんな事で、ホテルから乗る時は安心だったけど、問題は外からタクシーを使う場合。

ビナサンは台数も多く、すぐに見つけることができました。ショッピングセンターや観光地前にはインターコンチ同様ビナサンのスタッフがいて、行き先をドライバーに告げたり、車両ナンバーをチェックしてましたね。ベトナムのタクシーの悪評は有名なので、これもタクシー会社の経営努力なのかな～なんて思いました。

ぼったくりタクシー対策として用意していった、その名も‘ぼったくり防止カード’
帰りのタクシーに乗る前に、行き先の住所を書いておき運転手に渡すことも必ずやっていました。

ビナサンの車内。このタクシーはきれいですね。乗って最初にチェックするのはメーターですが、車が走り出してからメーターが起動するまでタイムラグがあって、何回か`あれっ、メーターが回ってない！’とドキっとすることがありました。
ベトナム滞在中、タクシーには5,6回は乗ったかしら？初乗りは11000ドン（45円）、10分乗って4万ドン（160円）くらいだったかな。日本に比べたらタクシー代はメチャククチャ安くて、もしぼったくられたとしても微々たる金額なんだろうけど、やっぱり騙されるのは嫌だものね。もし次にベトナムに行く機会があったとしても、ぼったくり防止カードは必ず持って行こうと思いました。
でも、彼女と出会わなかったら、もっともっとタクシーに乗っていたんだと思う。それが偶然の出会いによって、彼女のバイクであちこち周るベトナム旅行になったのでした

ベトナム人のDoちゃん。彼女に会ったのはベトナム2日目の朝食、インターコンチネンタルのレストラン・マーケット３９でした。
私の座ったテーブルが彼女の担当で、外を走る路線バスの事を彼女に質問した私。バスが市場まで行くかどうか？どうやって行けばいいのか？と聞いたところ、
「明日はちょうど仕事がお休みなので、私が案内しますよ」と。
う～ん、それってなんかヤバくない？変な所へ連れて行かれたり、お金を要求されたり、ぜったい怪しいよ～
ときっと私、変な顔をしていたんでしょうね。そしたら彼女、
「お金の事は心配しないで、私はコミュニケーションのために観光案内をしたいんです。」と。
ふぅむ、どうしよう。それなら取りあえず明日お昼ごはんでも一緒に食べてみるとするか、どうせ一人だし。
見た感じ真面目で悪い子でもなさそうだし、他のスタッフも私と彼女の約束を知っているので、きっと大丈夫でしょう。

3日目・4日目はDoちゃんのバイクでホーチミンの街を走りまくりましたよ。

ベトナム家庭料理レストランのフーンライで。インターコンチネンタルから近いけど、初めて来たって。彼女、自分のFacebookにUPするために、料理やレストランの写真を撮りまくってましたね～。国や人種が違っても、興味は一緒というか、やることは一緒というか。きっとこういう彼女だからフィーリングが合ったんだと思う。

Doちゃんはまだ22歳。インターコンチネンタルの正社員だけど、お金を貯めて将来はシンガポールで働きたいんだとか。そのために今は中国語（マンダリン語）も勉強しているらしい。真面目な性格で、時間も正確だし、バイクの運転も超安全運転でした～・笑　Doちゃん、最初は疑っちゃってごめんね。
彼女にはいろんなレストランやお店に連れて行ってもらって、本当に感謝しています