バニラエアの欠航と心得

わずか利用４回目にして欠航の憂き目にあってしまったバニラエアですが、今回は霧による欠航なので、もしこれがレガシーキャリアであっても延泊代は自費になっていたものと思われます。
前述の俺氏、たまさか＠放浪さんがLCC利用時の心得を簡潔にツイートされていて、なるほどなぁと思いリツイートさせて頂きました。

１の返金についてはキャンセルのタイミングが重要と思われます。今回は最終的には欠航になり返金対象となりましたが、遅延もしくは欠航が決まる前の搭乗取りやめは自己都合になるので、返金対象外となってしまいます。スケジュールがタイトな場合は返金不可もやむ無しですが、やはりLCC利用時は日程に余裕を持つことが大切なのではないかと思います。
２の親会社や他社便への振替えは一切なしは同意。これは規約にも書かれているレガシーキャリアや一部LCCとの大きな違い。
３の振替の便数が少ないと致命的も同意。なのでやはり日程には余裕を持つべし。
４は激しく同意　それに加えモバイル機器の電源を確保することが重要

さて、片道２５２０円の格安運賃に飛びついて実現した札幌旅行ですが、結局は安物買いの銭失いになってしまったのか？
今回の旅費は往復エア代５０００円＋ホテル代４０００円、１泊２日でひとり９０００円の旅行でした。エアポートホテルの宿泊料金がひとり７０００円だったので２泊３日で１６０００円。そう、延泊代を足しても相当お値打ち価格なんですよね

計画当初は北海道に行ったら絶対に４種類のソフトクリームを食べたいと思ってたのだけど、１泊２日じゃせいぜい３つ食べるのが精一杯で泣く泣く諦めていたきのとやのソフトクリーム。
それが思いがけない２泊３日の旅行になり、おまけの３日目もなかなか楽しくて、次回のお楽しみになるはずだったきのとやのソフトクリームも食べられたので、それで１６０００円なら悪くないかなぁと思いました
さて、そんなバニラエアですが、利用4回目にしてドタバタ劇に巻き込まれたにもかかわらず、それに懲りずにまた乗るのか？
答えはイエスです。バニラは欠航や遅延がなければ十分に快適で何より価格が安い！コミコミバニラにすれば事前の予約取り消しも返金可なので、私としてはとても使いやすいキャリアなのです。
ただし、値段が安い分リスクも高くなるから日程に余裕を持つことは必須だし、振替便の確認や欠航時の宿泊先のリサーチ等、今回のような事態に遭遇した場合のシミュレーションが必要なのかなぁなんて思いました。
今回は成田空港の濃霧による欠航でしたが、バニラエア以外でも影響を受けた航空機が多数あった模様です。台北発成田行のバニラエアは羽田へ着陸したし（これラッキーだった人もいるでしょうね）、同じく札幌発成田行のジェットスターはなんと関西空港へダイバートになってしまいました。

こんな事もあったのですね。なんだか今回はこの若者がいちばん残念だったような気がします