JAL修行1回目OKASIN 　幻のファーストクラス、幻の種別S

修行の準備も整い、いよいよ迎えた修行当日。記念の第一歩
試算では3回の修行の合計FOPが49,000台と50,000に微妙に届かないため、国内線は出来るだけクラスJに乗りたい。羽田に到着して最初に行ったのがJALカウンターでの変更手続きでした　

私：「クラスJへの変更はできますか？」
スタッフ：「あいにくクラスJは満席となっております。」
私：「では、ファーストはいかがですか？」
スタッフ：「あっ、1席だけ空席があります！」
この便はダイナミックパッケージのツアー航空券なので、FOPはたったの984FOP。これを当日ファーストクラスにアップしても1,968FOPにしかならないのです。
国際線に付ける国内線がファーストだと3,352FOPになるのを考えると、ツアー航空券に8,000円追加でファーストにアップするのってオトク感が少ないのかもしれない。それに、すでに次の修行でファーストの予約もしているから、何が何でもFに乗りたいわけじゃないし。
でも、絶対に取れないと思っていたファーストが奇跡的に空いているんだから、これは乗るしかないよね！！　と即予約で決済も完了
あら?、思いがけず修行の第一便目がファーストになっちゃった。でも、次もFに乗るし、今回はクラスJで十分だったんだけどなぁ・・・
なんて思いつつも、すっかり気持ちは機内食やら泡やらDPラウンジに飛んでいるところに、奥から戻ってきたスタッフが
スタッフ：「ゆり様、大変申し訳ございません。ただいまご決済いただいたファーストクラスですが、同じタイミングで予約をされたお客様がいらっしゃいまして、ゆり様の予約をお取りすることが出来ませんでした。」
私：「えっ、でもすでに支払いが済んでいるのに予約が取れないってどういう事ですか？」
スタッフ：「・・・・」
まあ、こういう予約コントロールは色んな事情があるんでしょう、何せ私は只の平会員ですから・ね笑
スタッフ：「大変申し訳ございません。ファーストクラスの予約がお取りできないので、払い戻し手続きをさせていただいてよろしいでしょうか？」
私：「そういう事なら仕方ないのでFは取り下げますが、その代わりクラスJは取れませんか？」
スタッフ：「あいにくクラスJも満席ですが、事情が事情ですので上の者と相談してキャンセル待ちの優先順位を上げさせていただきます」
と渡されたのはキャンセル待ち種別Sのチケット。

キャンセル待の種別はご存知のようにS・A・Bの３段階制で、最も優先度が高いのがダイヤモント＆プレミア会員のS、その次がサファイア＆JGC&クリスタルのAと、そして最下位が平会員のB。
種別Bの平会員がキャンセル待ちの受付をどんなに早くしても、後から来た種別SやAの会員様に順位を追い越されて、キャンセル待ちが落ちてくる可能性はかなり低くなってしまいます。
本来なら私は種別Bなので、これだけキャンセル待ちがいる状況では席が回ってくるのは絶望的
でも今回は事情が事情なので、テンポラリーで種別Sになって見事クラスJの順番がまわってきたという次第
本来望んていたのはファーストじゃなくてクラスJだったから、まさに紆余曲折のクラスJという感じですね

そんな一悶着のあとのビールは美味しいねぇ　もしあのままファーストだったら使うのはDPラウンジだったから、せっかくりそなのOPサービスで追加料金を払ってサクララウンジを使えるようにしたのに、かえって勿体無かったかも。
それにしても　ビールとおかきって、成田のカードラウンジと変わんない・笑　でも、こうやって滑走路と飛行機を眺めながらビールが飲めるのは気持ちが良いですねぇ

では修行の第一歩、沖縄行きのJALに乗り込みましょう