JAL 国際線乗り継ぎ割引運賃と国際線の国内線区間の違い

今まで何となく分かったような、分からないようなモヤモヤしていた国際線乗り継ぎ割引運賃国際線の国内線区間の違いがようやく分かってきたので、覚書きとして記載したいと思います。
今回の修行では1回目が沖縄発東京経由シンガポール往復航空券を使い、2回目は沖縄発東京経由台北往復航空券を買っています。
一見同じように見える沖縄発の航空券ですが、この2つは国内線部分の運賃の性格というか扱いがまるで違う航空券だということが分かりました。
!ポイントは地方発直行(通し)運賃かどうか。
地方発海外直行運賃  (例) OKA-TYO-SIN-TYO-OKA
これは沖縄発東京経由シンガポール行きが該当し、運賃の起点は沖縄で、東京は経由地扱いの連続した一冊の通し航空券です。
考え方としては、あくまでもこの航空券は沖縄発シンガポール往復の国際線航空券ですが、沖縄からシンガポールには直行便が飛んでいないので、シンガポールへ直行便が飛ぶ東京を経由する。そのため、沖縄ー東京間国際線航空券の国内線部分という扱いになる。また、経由地での乗り継ぎは24時間以内に限るというルール。
(という理解で合ってるかな?にひひ
また、JALに確認したところオープンジョーも可能で、例えば私が3回目のバンコク修行で最初に考えていた行程、OKA-HND-BKKーKIX-CTSなんていうルートも組めるそう。
JALでは欧米、東南アジア、オーストラリア等、多くの路線でこの地方発の直行運賃が利用できるようになっています。
しかしながら、ダイナミックセーバーの一部の路線には地方発の運賃設定がないため、上記とは別な取り扱いとなります。
どうして直行運賃がないのか理由は分かりませんが、この違いが海外乗継割引運賃と国際線の国内線区間の違いであって、混乱の原因なのかなぁと思います。
DSの地方発直行運賃の設定がない路線は、海外乗り継ぎ割引運賃を利用し、航空券を別途購入する
上記のシンガポールやバンコクが地方発直行運賃があるのに対し、DSの一部の路線 韓国・中国・香港・台湾にはその設定がありません。
(エコノミーセイバーには直行運賃あり)
(例) OKA-TYO-TPE-TYO-OKA
シンガポールと同様、沖縄発台北行直行運賃のように見えますが、JALのHPでDS運賃を検索してみると、

注意書きの部分に
 日本国内区間は国際線乗り継ぎ割引運賃(変更不可)でのご利用となります。 と記載されていますよね。
私も当初はなぜこの記載が台湾にはあって、シンガポールにないのかが分かりませんでした。(というかそこまで深く考えていなかった汗
要は「台湾や韓国、中国、香港には地方発の直行運賃がないから、直行便の飛んでる東京や大阪(等)までの航空券を別途買ってね。でも普通に国内線航空券を買うと高いから、国際線乗り継ぎ割引を利用して片道5940円でチケットが買えるよ。
平たく言えばこういう事なのかな?
そういう認識で、改めて国際線乗継ぎ割引運賃のページを見ると、いろいろ納得できるんですよね?オッケー 
東京ー台湾往復航空券に、別途片道5940円で沖縄→東京、東京→沖縄の2区間分のチケットを買い足すという考え方かしら?

そして、この運賃の利点は24時間以内に乗り継がなくて良いことと、区間の定めがないこと。これはルールが改悪されなければ今後使い道がたくさんありそうですねにひひ
それから、国際線から国内線の乗り継ぎ(またはその逆)が24時間以内の場合は、5940円が免税価格の5500円になります。

これは私が修行2回目に利用した台北行JALビジネススペシャル週末ステイ21です。
出発地は東京か大阪もしくは名古屋限定。これに別途、海外乗り継ぎ割引運賃を利用して沖縄→羽田、羽田→沖縄の2区間分を追加しました。片道5,940円×2区間で11,880円です。
でも実際のチケット代は東京ー台北往復航空運賃に、別途11,440円の追加金額が発生していて、どうしてこの追加代金になるのか分からなかったのですが、今回は往路が24時間以内の乗り継ぎで免税になり、復路は24時間を超えての乗り継ぎだったため、5,500円+5,940円=11,440円の計算になり、これも納得でしたにかっ
では、最後の問題。

これは少し前に修行の方たちの間で話題になった、ビジネススペシャル名古屋バンコクです。3月まではFOP2倍でとってもオイシイ航空券でしたよねオッケー
このチケットは名古屋発限定ですが、修行を前提に旅程を組むならやはり沖縄発にしたいところ。もしくは関東在住の方は東京ー名古屋の国内線を別途付けたいですよね。
じゃあ、海外乗り継ぎ割引を使ってオトクに国内線を付けちゃう!?
・・・答えは×ですよね!
私が使った台北行ビジネススペシャルは 韓国・台湾・中国・香港行き運賃は日本国内線が片道5,940円でご利用いただけますに該当するのに対し、名古屋発バンコク行ビジネススペシャルは海外乗り継ぎ割引運賃の対象外です。
もし、来年も同じようなFOP2倍キャンペーンが出るようであればぜひ利用してみたいけれど、その時は名古屋までのアシを別途手配しないとね汗
以上、かな?り長くなってしまった今日のブログですが、書くことによりこの数カ月のモヤモヤが晴れサッパリしていますにひひ
JAL国際線乗り継ぎ割引運賃と国際線の国内線区間の違いについて、私なりの見解を書いてみたのですが、あくまでも独断の解釈ですので、実際に利用される際はJALに確認されることをお勧めいたしますパー
また、ここは違うよという部分がありましたら、ぜひ教えていただけると嬉しいですハート

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