平渓線のんびり旅の次なる目的地は、猫好きなら絶対に途中下車をおすすめしたい、猫の村、猴?(ほうとん)です。
猴?は九?の起点駅の瑞芳と十分の中間駅ですが、まだ知名度が低いのか?大混雑の十分に比べずいぶんのんびりした印象です。
でも、猫村を絶賛プロモーション中なのか、駅のホームからこんな可愛らしい看板が出迎えてくれます。
ホームにあった緑色のレトロなポスト、これ本当に投函できるのかしら?
駅の路線図まで猫ちゃん仕様です
猫村出口の案内に従って、まずは猫がいるという山側にむかってみましょう。
のどかな山あいの村の風情を感じさせる猫村、あいにくの雨でちょっと残念です
招き猫の看板に招かれていくと、
第一村猫、発見!・笑 飼い猫なのか、野良ちゃんなのか、自然の中に溶け込んでますね
猫カフェの看板
それぞれのカフェは看板猫がいるらしく、お気に入りのネコちゃんでお店を決めるのもよいかも。
かくれんぼとか、日本の昭和の喫茶店風だし
お店の看板ネコちゃん。ネコなのでお世話はしてくれません、たぶん。
猫村には100匹ほどのネコが生活しているらしいのだけど、この日は生憎の雨降りで外に出ていたネコが少なくて残念。
それでも、こんな箱ネコちゃんや
そぼ降る雨の中、じっと佇むネコちゃんなどに出会えました
駅の公衆トイレにまでこんな可愛いネコのイラストが書かれていて、きっと町を上げて猫村を売り出しているんでしょうね
猫ちゃんがいる山側と反対側の駅前。この猴?は昔は炭鉱の町として栄えていたらしく、駅前にはとっくの昔に営業をやめた炭鉱会社の廃墟が残り、こちらは廃墟マニアにおすすめです。
その駅前にちょっと面白いお店を発見!
猴?オリジナルの猫型パイナップルケーキのお店です。
お値段は1個30元(100円・ちなみにサニーヒルズは1個160円)とお手軽価格なのと、このネコ型パイナップルケーキはここ猴?でしか買えないので、レアでしかもネコ好きの人へのお土産としても喜ばれるかも まあ、お味はサニーヒルズに圧倒的に軍配があがるけどね
この日は小雨のため出会えた猫ちゃんは10匹くらいだったけど、それでも途中下車してよかったなぁと思えた猴?でした。
台北からわずか1時間で行けるローカル線・平渓線の旅は見どころがたくさんあって、しかもツアーでなく個人でも気軽に行くことが分かったので、次回も悠遊カードを持って、でも次はこんな混雑している祝日ではなく欲を言えば平日の晴れた日に再び平渓線沿線を訪れてみたいなぁと思いました
この後は時間的には瑞芳からバスで九?を訪れる事もできたけれど、平渓線や十分の様子を考えると、大人気の九?の更なる混雑ぶりは想像に難くなく、、、ということで今回九?はスルーすることにしました。
瑞芳から台北に戻るために乗った台鉄の自強号。列車が入ってきた時から満席で通路やデッキにまで人が溢れています。端午節で台湾の人々も列車で移動しているのでしょうねぇ。この後もいろんな場所で端午節に振り回された私達なのでした