懐かしい欣葉、ふたたび

昔々、まだ若くて独身でバリバリ仕事をしていた頃、北京ダックで有名な天厨菜館と共に毎回利用していた台湾料理の欣葉。懐かしさと夫に名店の味を味わって欲しくて、今回はぜひ再訪しようと決めていました。

 

今では台湾のみならず、海外にまで支店を持つ欣葉ですが、当時はこの本店(創始店)のみの営業だったような気がします。

ホテルから予約してもらった17時半という早い時間にもかかわらず、すでに満席の店内。観光客ばかりと思いきや、現地の個人客やグループの人も多く、欣葉の人気の高さをうかがい知れます。

実際、食事を終えて店を出た19時頃には店の外にまでお客さんが溢れていたので、これは予約して出かけて大正解でした!

これまた懐かしい紹興酒で乾杯!20年前の中国では燗にしてザラメだとか乾燥梅だとか入れて飲んだ紹興酒だけど、今はそういう飲み方は一般的ではないのかしら?

しじみの醤油漬け。にんにくの風味と甘じょっぱい醤油ダレがしじみに染み込んで、お酒が進むね〜。

こちらも人気の切り干し大根のオムレツ

ふんわり卵にしっかり味付けされた切り干し大根の食感がシャキシャキして、欣葉にかかれば台湾家庭料理も高級料理になってしまうという実例。
でも高級店にあってもお値段は800円くらいと、庶民価格プラスαでいただけるのが嬉しいですね♪

これも絶対に頼みたい欣葉滷肉(豚バラの煮込み)

中国のトンポウロウに似た豚バラをホロホロになるまで煮込んだ旨味たっぷりの逸品は一口食べると口の中でお肉がとろける〜。

海老チャーハンも当たり前だけどお米がパラパラで、塩(醤油)加減もさすが欣葉という感じ。

名物の杏仁豆腐は、ここ欣葉でしか味わうことができないであろうもちもちした不思議な食感で、80元という安さもあいまってこれはぜひ味わっていただきたデザートですね😋

本当はまだまだ食べたいお料理があったけど、たった2人ではシェアして食べるのもこれが限界。でも、夫との記念旅行で懐かしい欣葉を再訪することができて、昔の話も色々できて本当に良かったです。

お会計は全部で1300元くらい。日本円で5000円くらいでしょうか?街中の食等に比べたらずいぶん高級な部類に入るけれど、たまにはこういうお店でお食事をするのも良いものですね♪

 

店を出た後は、すぐ近くの雙城夜市をふらふら〜っと散策。もうお腹がいっぱいでこれ以上お腹に入らないのが残念。。

なんだけど、デザートは別腹♪とばかり、お客さんがひっきりなしに訪れている甘味の屋台でちょっと休憩。

温かい芋園とあずき汁。甘すぎない優しいほっこりデザートは食後の別腹にぴったり。あ〜、この写真を見てたら無性に台湾の甘みが恋しくなってしまいました😋

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