去年の夏旅ペナンで大活躍だったタクシー配車アプリのGrabがどうやらホーチミンでも使えるらしいというので調べたところ、
・ホーチミンのGrabはドライバーから確認の電話が入ることが多く、現地で通話ができるようSIMカードを用意する必要がある
とか
・ほとんどのドライバーは英語が話せないため、意思疎通ができなくてドライバー側から度々キャンセルされる
とか
え〜、でも私のスマホはSIMフリーじゃないし、ベトナム語なんてシンチャオとカフェスアダーしか知らないし。それじゃGrabは使えない??
ペナンではそんな難しいことは一切なく、普段使ってるスマホとWifiがあれば簡単にGrabが使えたのになぁ。
ちなみに夏旅ペナンでGrabを使った時の様子はこちらで↓
ペナンで大活躍のタクシーアプリ【GRAB】とリゾートしてたバトゥフェリンギのスターバックス
結果から言うと、到着日にタンソンニャット空港からホテルまではエアポートタクシーを使ったものの、それ以外はGrabが大活躍!ホーチミン滞在中は何度お世話になったことか。
正確に言うと私が利用したのはGrabTaxiではなくていわゆる‘白タク’のGrabCarの方なんだけど、白タクといっても行き先と金額が決まってるので怪しいタクシーに乗るよりは安心感があるんですよね。
この画像はペナンの時のものですが、ホーチミンでの使い方はペナンと全く同じ。現在地と行き先を入力すると金額が表示され、その金額で良ければOKボタンを押し、近くの車が名乗り出るのを待つシステムです。
OKボタンを押すと10秒以内にドライバーが見つかった入れ食い状態のペナンと比べるとやや時間がかかったものの、ホーチミンでも毎回30秒程で車が見つかり、キャンセルされたのはたった1回だけ。
ドライバーが決まると車のナンバーと待合わせ場所へあと何分で車が到着するかが表示され、どうやらこのタイミングでドライバーから確認の電話がかかってくるようです。
でも、私は滞在中は機内モードに設定しているので通話することはできません。
ここで電話が繋がらずキャンセルされる可能性はありますが、Grabは通話だけでなくLineのようにメッセージのやり取りもできるので(しかも相手のベトナム語が瞬時に英語に切り替わる機能にびっくり)
ドライバーから自動翻訳された‘I ‘m coming!’なんていうメッセージが入れば、OK!と返事して待っていればすぐに車がやってきます。
GrabCarの車は様々で、このドライバーさんのHondaはほぼ新車でタクシーよりもずっと乗り心地が良かったな。
しかも‘ホーチミンのGrabドライバーは英語がほとんど話せない’の定説はどこへやら、流暢な英語を話してびっくり。この日は日曜日で彼はアルバイトでGrabの運転手をしているのだろうけど、平日はそれなりのお仕事に就いていると思われ。
肝心なGrabCarの利用料金ですが、例えばホーチミンのメインエリア、ドンコイ通りからベンタイン市場への移動はおおよそ24,000ドン(VND24K ・120円)くらい、インターコンチからタンソンニャット空港までは74,000ドン(VND74K ・400円)+空港利用料の1万ドンと初日に使った空港タクシーの半額以下です。
インターコンチの出入りタクシーはビナサン指定のようで車寄せには常時ビナサンが待機していたけど、結局滞在中は一度もメータータクシーを利用することはなく。
今回ホーチミンでGrabCarを利用した感想としては、
・SIMフリーのスマホもSIMカードもわざわざ用意する必要はなく、常にWifiに接続できる環境があれば十分
・Grabの運転手から電話かかってくるかもしれないが、メッセージ機能があるので電話がなくても簡単なやり取りはできる。
・待ち合わせの場所は分かりやすいホテルやお店を指定した方がお互いにベター。
例えばベンタイン市場にお迎えをお願いするとなると、東西南北、ベンタイン市場のどの場所でピックアップするかを確認する必要があり、時にはドライバーから電話がかかってきてしまうため、お迎えポイントを特定できないドライバーからキャンセルされてしまう可能性が大なのです。なのでそのような場合は少し歩いて◯◯レストラン前とか◯◯ホテルでとか分かりやすいピックアップポイントを指定した方が良さそう。
そんなこんなのホーチミンGrab事情ですが、夏旅で訪れるダナンやホイアン、アンバンビーチでもGrabは使えるのかしら?
おそらく今回と同じように、初日だけは空港ピックアップはホテルにお願いして、その後はできればGrabを使いたいものですね。