‘’生マンゴーが食べられるうちに今年も台北に行きましょうね!‘’と約束していたお友達との台北女子旅。でもシーズン中は自分の仕事が忙しく、結局実現したのは11月。
残念ながらお目当ての冰讃の営業は終わってしまったけど、マンゴーだけじゃない素晴らしい体験をすることができたので、今日はそのひとつ、猫空(まおこん)のちょっとアクセスが難しいと言われている茶藝館の邀月茶坊(ようげつさぼう)を紹介したいと思います。
邀月茶坊は茶藝館が点在する猫空でもロープウェイの終点、猫空駅からかなり遠く徒歩だと30分はかかってしまいます。実際、邀月茶坊を訪れた方の旅行記を拝見すると、多くの方が歩いて邀月茶坊へ向かっているようです。
片道2.5キロ、往復5キロ、アップダウンのある山道を歩くのはかなり大変なはず。でもバスを使えば邀月茶坊へのアクセスは驚くほど簡単で、私達はほとんど歩くことなく、猫空の自然の中でゆっくりと茶藝を満喫することができました!
猫空のロープウェイは大混雑!でも列はあっけなく進む
猫空行きのロープウェイは、文湖線のMRT動物園駅から100メートルほど歩いた場所にあります。
お天気に恵まれた週末とあってMRTは家族連れで大混雑。乗客のうちの半分がパンダのいる動物園、その半分がロープウェイ駅に向かっているような印象でした。
ロープウェイの始発、動物園駅へ向かうと乗車を待つ人々で大行列!週末のロープウェイは混むって聞いてはいたけど、まさかこれ程とは。
長い列にうんざりして、客引きのタクシーに乗り込む人もいたけれど、我々は辛抱強く待つことに。
でも、行列はあっけなく進み、20分もかからず駅構内に入ることができました!
終点猫空駅までの料金は片道120元。台北個人旅行では必須の悠々カードで楽々乗車できます。
ロープウェイの運行時間は上記の通り。第一月曜日以外の月曜日(祝日を除く)は運休なので、もしどうしても月曜日に猫空に行きたい場合はバスを利用する方法もあります。
乗車前の列が二手に分かれていて、片方だけ長い列ができていました。
よく見ると列が長い方は、足元がガラス張りのクリスタルキャビンの列。
そしてもう一方は普通のゴンドラ。こっちは列がほぼありません。我々はクリスタルキャビンには興味がない・・・というより、足元がスケスケはちょっと怖いので迷わず一般のキャビンを選択。
ここまで並んで怖い思いをすることもないしね〜
高い所が好きな人は並んででもぜひ!笑
クリスタルキャビンは5台に1台くらいの割合のようで、なるほど列が中々進まないわけだ。一方の‘気にしない’我々の列は次々とゴンドラに乗車し。
ピンクの可愛らしいゴンドラちゃん、よろしくね♪
それでは空中散歩へ出発〜!
高度はみるみる上がってゆき、
台北市内の景色も最高!動物園駅から猫空駅までの運行距離は約4キロ、20分から30分はかかったでしょうか?この絶景が400円ちょっとで堪能できるとは、茶藝館が目的でなくても十分乗る価値があると思います!
ゴンドラ内は空調設備がないためちょっと蒸し暑いのですが、空いた上面のガラスから入る風が涼しくて気持ちよかったですよ。(でも真夏は相当暑いと思われます)
私は高所恐怖症ではないけど、途中手に汗を握ってしまうくらい高い所を通ったりしするから、クリスタルキャビンじゃなくて正解!
気持ち良い空中散歩を終え、猫空駅へ到着しました。乗客は三々五々、お目当ての茶藝館に向かうのかしら?
邀月茶坊へはバスで楽々向かうのがお勧め
さてここからが本題。大人気の邀月茶坊は多くの方が歩いて向かっているようですが、バスの運行時間内であれば歩く必要はありません!ぜひバスに乗りましょう!!
邀月茶坊行きのバスは猫空駅を降りた正面、真ん中の道を進むとバス停が見えます。
因みに左奥に見えるピンクのバス、こちらも猫空を循環するミニバス(右ライン)ですが、こちらは邀月茶坊方面には行かないのでご注意を。
邀月茶坊の前を通るバスは赤い猫空周遊左ラインです。
地図で見ると乗り場のお茶展示センターはずいぶん離れて見えますが、実際の乗り場は猫空駅の正面すぐです。
バス停の目の前茶藝館の案内に邀月茶坊がなくてちょっと不安になったけど、これは歩いていける近場の茶藝館の案内だけなのかしら?
邀月茶坊方面へ向かうバスは棕15と小10。日中は約20分間隔で運行しています。
20分ってちょっと長いように思えるけど、邀月茶坊は歩くと20分以上かかるので、ここは多少待ってでもバスに乗ることをお勧めします。
猫空エリアを循環しているピンクのミニバス。このバスが見えたらまずは運転士さんにこのバスが邀月茶坊へ停まるかどうか聞いてみましょう。
私達もバス停で10分ほど待ったところ、この可愛らしいミニバスがやってきました!
司機先生、請去 邀月茶坊 謝謝
前もって大きく書いた紙を見せたところ、Come On! 乗り込めよ〜!と頼もしいゼスチャーで答えてくれたドライバーさん、
乗車時も悠遊カードでオッケーなので全くストレスなく。しかし、ピンクの可愛らしい外観とは裏腹に狭いカーブを猛スピードで走り抜けるのはご愛嬌ですね。
目的地の邀月茶坊までは7,8分といったところでしょうか。途中、茶藝館を目指して歩いている人を多く見かけましたが、よほどウォーキングが好きな方は別として、アップダウンのある山道を歩くよりはバスに乗ったほうがずっと快適だと思います。
行き先を告げていたから、バスは邀月茶坊の前でちゃんと停まってくれて、あっけないくらい簡単にお目当ての茶藝館に到着しました!
まあそうは言っても台北のホテルを出てから邀月茶坊へは2時間近くかかったような気がします。当初は猫空は半日のつもりでいたけれど、茶藝館の雰囲気が良くて長居してしまったのと、その後訪れた指南宮(ここもぜひ訪れていただきたい超お勧めスポットなのですが)も3時間近く滞在していたので、ほぼ1日がかりの猫空になってしまいました。
そして邀月茶坊からの帰りは猫空駅に戻らず、再びバスに乗ってロープウェイの指南宮駅へ。
指南宮駅までの本数は40分に1本位しかありませんが、このルートはほとんど歩くことがないのでこちらもお勧めです。
ということでたどり着いた人気の茶藝館、邀月茶坊でさっそくお茶をいただくとしましょうね♪
https://yuritabi.com/2018/11/24/%E8%87%AA%E7%84%B6%E3%81%84%E3%81%A3%E3%81%B1%E3%81%84%EF%BC%81%E7%8C%AB%E7%A9%BA%E3%81%AE%E6%A5%B5%E4%B8%8A%E7%99%92%E3%82%84%E3%81%95%E3%82%8C%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%83%E3%83%88%e3%80%80%E9%82%80/