ビブグルマン選出の雙月食品社とMy 灶(ざお)

元来ミーハーなので、旅先では毎回話題のスポットを訪れていたりしますが、今回のテーマーは

ミシュランガイド台北2018ビブグルマンの店でごはんを食べよう!

そもそもビブグルマンて何?

実は恥ずかしながらビブグルマンなるものがあるのを知ったのは今回が初めてでして、
台北のお勧めのお店を調べていたところ、こちらのサイトにいきつきました。

ミシュランガイド台北2020ビブグルマン全店舗まとめ!安い・美味しい<レストラン編>!小籠包・牛肉麺etc.

ビブグルマン」とはなんでしょうか?ミシュランガイドの評価基準の一つで、いわゆる「星つき」ではないのですが、ミシュランガイドがおすすめできる美味しさと、そして値段の安さを兼ね備えているお店が選ばれています。
約1,300TWD以下、日本円で5,000円以下で楽しむことができるレストランやお店ばかり!コスパがいいお店が多いのです。
今回選ばれたお店もほとんどが100元~500元(300~2,000円)前後の価格帯です。

星は付いていないものの、ミシュランガイドがおすすめできる美味しさと、そして値段の安さを兼ね備えているお店】


高級店より現地で人気のリーズナブルで美味しい店が大好きな私達としてはぜひとも訪れたい店ばかり。
短い滞在期間で36店あるビブグルマンのうち4店しか訪れることはできなかったけれど、さすが話題の店ばかり。でも思うところもあったりして、たぶん辛口になるであろう、超個人的な感想を書いてみたいと思います。


ヘルシーな家庭料理が売り。地元の人に大人気の雙月食品社


MRT善導寺駅が最寄りの雙月食品社。
日曜日が定休日と聞いたので、前日土曜日の昼に伺ってみました。

行列必至と聞いていたので、あえてピークタイムを外して閉店間際の14時前に行ってみたものの、この人気ぶり。この時は日本人は我々だけで、あとは地元の人が多かったですね。でも運良くほぼ待ち時間なく案内されました。

台湾料理メインの雙月食品社のメニューは特徴は野菜たっぷりでとてもヘルシー。
台湾破れかぶれ日記さんのサイトを見て、ここは絶対に行きたい!と思ってました。

日本人と分かると日本語のメニューをすかさず渡してくれる心遣いが嬉しい。
台湾のメニューは漢字表記だからある程度どんな物かは分かるけれど、やっぱり日本語のメニューがあるとオーダーしやすいですよね。

事前オーダーのシステムで、我々は看板メニューの蛤蜊燉雞湯150元、鮮蚵乾麺100元、米血糕25元、檸檬愛玉35元の4、合計3101300円)を頼んでみました。はっきりいってこれはすごく安いです。

狭い店内は地元の人で満員!相席は当たり前、ギュウギュウで座る感じです。

10分ほど待つと席が空いて、このカードを渡され料理が来るのを待ちます。

ずらっと並ぶ小吃類。あ〜もうこれでビールが飲めそう。でも昼から飲んでる人は周りに誰もいなかったのでガマン、ガマン。


一度食べてみたかった米血糕(もち米を豚の血で固めた米血糕)
豚の血なんていうからレバーみたいな味を想像していたけれど、生臭い感じは全く無く、もち米のもちもち食感と薄味の味付けでうま〜!でしたね。

看板メニューの「蛤蜊燉鶏湯(ハマグリと鶏もも肉スープ/150元)」
ビジュアル的にインパクト大なボリュームたっぷりのスープ。蛤と柔らかい鶏肉と優しい甘さのキャベツはほんのり生姜風味の薄味なスープとあいまって素材の旨さが際立って、これは身体に良さそう♪

牡蠣の乾麺は小ぶりだけど牡蠣がゴロゴロ。乾麺といってもスープがないまぜそばみたいな感覚で、これも素材の旨さが引き立つ周りのテーブルのみなさんが頼んでいるメニューでした。

これまた看板メニューの檸檬愛玉はいわばレモンゼリーなんだけど、台湾風というか独特のアジアンチックな風味ででも甘すぎずさっぱりしていて、看板メニューというのも納得だわ。

そんな大人気の雙月食品社ですが、このお値段であのクオリティーであれば人気が出るのもうなずける、でも台湾には美味しい店がまだまだ沢山あるから、次は別の店へ行ってみたいな・・そんな感想です。

普通に美味しいMy灶(ざお)

もう1軒のビブグルマンの店は、なんと宿泊したフォワードホテルの目の前にありました!
事前のチェックでは予約を取ることが難しいと聞いていたので、予約が取れた時は大喜び。とても楽しみに出かけました。

松江南京の裏路地にひっそりと佇む店。

店内は古き良き時代の台北を再現したレトロな雰囲気です。

台北「My灶(マイザオ)」お肉と脂がゴロゴロの絶品魯肉飯!(ルーローファン)

日本でもかなり紹介されているらしく、メニューは日本語完備。そして半数以上が日本人のお客様なのかな?日本語の会話があのテーブルでもこのテーブルでもという感じでした。

お値段は1品1000円前後と前述の雙月食品社3倍くらいです。


量にもよるのでしょうが、1品で990元とか600元って、100〜150元が目安だと言うビブグルマンの基準からすると庶民価格を超えちゃってるお料理もあり、

店の最低消費料金は1人300元(1100円)のため、看板メニューの魯肉飯(80元)単品で!という訳にもいかず。

オーダーしたのはキャベツ炒め麻婆豆腐。普通に美味しいけれど、台北市内でこのレベルの店はたくさんあると思う。

絶品だという魯肉飯・80元は小ぶりなお茶碗で登場。

3品頼んでお会計は750元(2600円)。ビブグルマンに選ばれた店と思えば決して高くはないけれど、個人的には前々日に訪れた台湾料理の好記担仔麺でも十分美味しいんじゃない?というのが正直な感想です。まあ、今回は3品しか食べてないのであまり偉そうな事は言えないんだけど。

出発前に意気込んで予約をしてはみたものの、実際現地に行ってみると店には空席もあって、予約なしでも入れそうな雰囲気でした。

今回ビブグルマン選出の店を訪れたのは4箇所(雙月食品社、My灶、鼎泰豊本店、福州胡椒餅ですが、またぜひ行ってみたいと思ったのは鼎泰豊本店、時間があれば別なものを食べてみたいと思ったが雙月食品社、そんな感想です。

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