実は5スターのガルーダインドネシア航空でバリ島へ

今回のバリ行きが何となく乗り気でなかったのは、インドネシアの国内線に一抹の不安があったから。インドネシアの飛行機=事故多しのイメージがあって、というより直近でも2018年10月にライオンエアの墜落事故があったばかりだし。

調べてみるとデンパサールへはエアアジアライオンエア等、格安航空会社が多数飛んでいて運賃も安い。でもインドネシアのLCCには乗りたくないなぁ、、ましてや今回は乗り継ぎがあるから遅延の多いLCCは尚さら避けたい!という事で消去法的にガルーダインドネシア航空のチケットを買ったわけですが、あれっ?ガルーダってEU域内の飛行乗り入れを禁止されていなかったっけ?

乗り入れ禁止どころか5スターだったガルーダ

調べてみたら、ガルーダのEU域内の乗り入れが禁止されていたのは2007年。一体何年前の話しを持ち出しているんでしょうね、すみません。それどころか、スカイトラックス社2018年世界のベストエアライン「エアライン・オブ・ザ・イヤー2018」に選出されていたんですね、ガルーダさん。

1位:シンガポール航空/前年2位
2位:カタール航空/前年1位
3位:全日空(ANA)/同3位
4位:エミレーツ航空/同4位
5位:エバー航空/同6位
6位:キャセイパシフィック航空/同5位
7位:ルフトハンザ航空/同7位
8位:海南航空/同9位
9位:ガルーダ・インドネシア航空/同10位
10位:タイ国際航空/同11位
11位:カンタス航空/同15位
12位:スイスインターナショナルエアラインズ/同14位
13位:日本航空(JAL)/同16位

同時に2018年ワールド・ベストキャビンスタッフ首位の座にも輝いてて、どうりでCAさんの対応が良かったわけだ。

チケット代金がみるみる値上がり

チケットはガルーダ公式サイトから購入したのですが、出発の10ヶ月前くらいから徐々に値上がりし、迷っている間に狙っていた時間帯のJKT→DPS便は2000円アップ、DPS→JKTはなんと倍になってしまいました。

ジャカルタ→デンパサール @9150×2=18,300円
デンパサール→ジャカルタ @7500×2=15,000円

それでも燃油サーチャージやTAXも含めて運賃はLCCの約1.3倍くらい。バリまでの飛行時間は2時間近いし、委託手荷物が20kgまで無料だったり国内線なのに機内食が出る事を考えれば、もう迷っている暇はないよね?と東京マラソンで燃え尽きた翌日にチケットを購入したんですよね、今思えば。

と、2月の時点でエアもホテルも手配が完了し、その後は夏のアンバンビーチだったり、11月の台北女子旅にうつつをぬかしていて、下調べもほとんどしないまま出発したバリでしたが・・・

JALからGAへの乗り換えはターミナル3同士なので楽々だし、4時間以上あった乗り継ぎ時間もお店を覗いたり、夕飯を食べたりして過ごしていたらもうデンパサール行きの搭乗時刻になりました!心配していた遅延もなく時間ぴったりの出発で良かった!


そうそう、ルピアへの両替もジャカルタで行い、といっても最近はもっぱらATM利用なのでこれまたあっという間に終わってしまうのですが、ATMを使うようになって両替は格段に便利になりましたね。
私が利用しているのはGAICAカードですが、JALでも同じよなプリペイドカードができましたよね。
JALグローバルウォレット

ジャカルタ空港のATMで100万ルピア(=7800円)を引き出し、その後バリで100万ルピアを追加。でも毎度滞在費がかからない我が家の旅行。食事してもお土産を買ってもタクシーに乗っても200万ルピアが使い切れず、5日間のインドネシア旅行で使ったのは12000円程でした。


非常口席が割り当てられていた

と余談はさておき、いよいよ乗り込んだデンパサール行き。ガルーダは24時間前からチェクインができるのでリコンファームも兼ねてWebチェックインをしてみたら、非常口席が勝手に割り当てられていてました。JALは事前に座席指定できるけど、ガルーダはチェックインしないと座席指定ができないチケットだったのでこれはラッキー。ちなみに、DPSからJKTへの帰りもチェックインしたら非常口席でした。

非常口座席利用の規則はどのエアラインに乗っても説明を受けるけれど、特にGAは空港カウンターの受付時と搭乗後はCAから個々にルールを聞かされるという徹底ぶり。

もちろん万が一の時はお手伝いするけれど、そんな事は絶対に起こりませんように・・

こちらは一般のシート。国内線なのでこの位のシートピッチは仕方ないところですね。

こちらが非常席口列。普通座席と比べて足元に余裕がありますよね。

しかもちゃんとリクライニングして、これはかなり快適だぞ。

 

がっつりな機内食が出た!

ジャカルターデンパサール間は国内線でもちゃんと機内食が出ます。軽食かと思いきや、ビーフorチキン?と聞かれるけっこうガッツリな機内食です。

味付けがインドネシアしてて、けっこう美味しかったな。アルコールはなかったものの、ソフトドリンクのカートもまわってきたし、ちゃんとテレビモニターもあったしで、搭乗前の不安はどこへやら?リラックスしているうちに1時間30分程でデンパサールに到着しました!

タラップを降りて歩くのって、旅情が盛り上がって好きなんです。このモワッとした湿気も南国気分が盛り上がるなぁ。

世界で最後の楽園かは別として、自宅を出てから18時間、ようやくバリ島に着いたよ〜!

インドネシアの入国審査はジャカルタで済んでいるので、ここはバゲージのピックアップだけ。お国柄なのか荷物が出てくるのが非常にスロー、20分以上待ったかな。

高額なチップを要求するポーターに荷物を持っていかれないよう警戒してたけど、さすがに深夜1時近くとあって、そういう人たちも少なくてちょっと安心。でも、我らがヒルトンのお迎えのシャトルバスは見つかるかしら?

出口を出ですぐにヒルトンの看板を持ったお兄さんを発見!こんな遅い時間なのにニコニコしながら出迎えてくれて、ものすごい安堵感。事前にフライト便名と時間をメールで連絡しておいてよかったよ。

しかもこのシャトルは無料という太っ腹。正式にはヒルトンではなくてカジュアルブランドのヒルトンガーデンインですが、12時間くらいしか滞在できなかったのがもったいないくらい好印象のホテルでした。そんなヒルトンガーデンインの事を次は書いてみましょうね。

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